December 15, 2006
猫、鯨を喰らう
近所のスーパーで鯨の肉を発見。珍しいので買ってみた。
鯨肉は、私が小学生の頃までごく普通に食卓に上っていたらしいのだけど、私はその味を覚えていない。
半分は刺身で、残りはフライパンで軽くあぶって生姜醤油で食べてみた。魚みたいに淡白で、美味。
ちょこっとだけ取り分けて、猫たちにもおすそわけ。
がつがつ。
目にもとまらぬスピードで飲み下してしまった…。
もっとじっくり味わってほしかったんだけど。
NHKの「プラネット・アース」で、大洋をゆっくりと回遊する、巨大な鯨の映像を見たことがある。
あの大きな体が、小さな猫の体の中に取り込まれていく不思議。
世界広しと言えども、鯨を食べた猫はあまりいないだろうなあ。
※いつもたくさんのコメント、ありがとうございます。お返事が遅れておりますが、すべてのコメントは、楽しく読ませていただいておりますので、引き続きじゃんじゃん書き込んでいただけるとウレシイです。
December 05, 2006
わかさぎごはん
写真は、これから猫たちの胃袋に入っていただく予定のわかさぎのみなさん。
切り身さんとこの「わかさぎごはん」がおいしそうだったので、うちでも取り入れてみた。
手作り食を取り入れておられるみなさん、具材や調理法など、それぞれ工夫を凝らしていてすごーくおもしろい。
【本日のレシピ】猫2匹×9食ぶん
肉:冷凍わかさぎ500g、卵1個
野菜:水菜、いんげん、りんご、かいわれ大根、茶葉計200g
油:鱈肝油25cc
サプリメント:マルチビタミン6錠、ビタミンC3000mg、鉄12mg、亜鉛10mg、タウリンパウダー小さじ1/2
その他:プレーンヨーグルト50g
魚は、丸ごと使えば骨も内臓もオールインワン。わざわざレバーだの鶏ガラだの混ぜる必要ないし、ゆでちゃえば箸で身がほぐせるから、包丁で刻む手間もかからない、超らくちん素材。
今回はカルシウムたっぷりメニューなので、卵殻パウダーは使わない。
このほか、猫に与えるときにビタミンEを1錠ずつ添加。
うちでは、魚メニューは週に3食まで(魚は栄養満点だけど、与え過ぎるとよくないそうな)。
ついでに、やっぱり与え過ぎるとよくないらしいヨーグルトと、緑茶の葉も一緒に。どれも、週3食ならいいよねってことで。
下ごしらえした材料を、ボウルの中で混ぜてるとこ。
魚ベースの猫ごはんは、人が食べても美味しい。白いご飯に合う。(本当)
できあがり。
変わり果てた姿のわかさぎたち。(笑)
待ちきれずに身を乗り出す人。こらこら。
はい、お待ちどう。
今日もがつがつ。
* * * * *
【お知らせ】
先日、里親募集中とお知らせした子猫の「珈琲くん」ですが、これまでにたくさんの応募があったそうで、募集を打ち切るそうです。めでたしめでたし。(詳しくはコチラ)
November 25, 2006
ささみ、栗、ラディッシュなど
本日の猫ごはんの新素材。ラディッシュと甘栗。
甘栗は、「甘栗むいちゃいました」みたいな、皮をむいた状態でパッケージになってるやつ。保存料無添加。
ラディッシュは、実はスーパーの見切り品だったのは猫たちにはナイショ。
【本日のレシピ】
肉:鶏ささみ、鶏ガラ、レバー、砂肝、牛ハツ、卵
野菜:カリフラワー、レタス、冷凍枝豆、ラディッシュ、ブロッコリースプラウト、栗
油:鱈肝油
+いつものサプリセット
猫ごはんに入れる野菜のうち、1種類は自家製スプラウトでまかなうことをもくろんでいたのだけど、寒いせいか、種を蒔いても芽が伸びなくなってしまった。てなわけで、今回のブロッコリースプラウトはスーパーで買って来た出来合いのもの。(春になったらまたトライしよう…)
できあがり。
ぱくぱくきっず。
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Posted by mik at 11:19 PM
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November 18, 2006
馬肉とぎんなん、ほうれん草など
恒例の猫めしクッキング。
【本日の素材】
肉:馬肉、鶏ガラ、レバー、砂肝、牛ハツ、卵
野菜:ほうれん草、大根、にんじん、しいたけ、冷凍ぎんなん
油:鱈肝油
サプリメント:マルチビタミン、ビタミンC、鉄、亜鉛、タウリン、卵殻
例の鱈肝油を、初めて使ってみた。
そのにおいは、鯖寿司に似ていると思った。魚の生臭さと酢の香りがあいまったような。でも、悪いにおいじゃない。むしろ、猫が好きそうな香り。
ついでにちょっとなめてみたのだけど、味は、特にインパクトはなかった。
やさいやさいやさい〜。やさいーをー食べーるとー。(『おさかな天国』のメロディーで)
今年の冬は、野菜が安くてうれしい。たくさん食べよう。
初トライのぎんなん。
ぎんなんに含まれる成分は、脳の働きを活性化するとか。
馬肉。このほか鶏ガラと内臓、合わせて約1kgの肉をひたすら、包丁で猫の一口サイズに刻む。ふぅふぅ。
野菜はジューサーで処理できるけど、肉は人力で切るしかない。その肉が1kgとか2kgとかいう単位になると、ちょっとした労働。あああ、フードプロセッサーほしいなあ。
調理中、ふと背後に邪悪な気配を感じてふり返ると、猫がこちらを見据えて念を送っていた。
気にせず、作業を続ける。(笑)
できました、緑の猫めし。
冷凍保存用に小分け中。
いただきまーす。
遅くなっちゃったので、おわびに大盛りで出したのだけど、ミルもキクも、非常に食い付きよろし。2つのお皿はあっという間に空っぽに。うれしいなあ。
これだからやめられないのよ、手作り食は…。
November 13, 2006
猫に食べさせてはいけない野菜
アップ。
さらにアップ。
先日の「アルファルファは猫に食べさせてはいけない」説に関連して、ねこさんからこんな情報源を教えていただいた。非常に参考になると思うので、ご紹介。
リストの先頭に、たしかにアルファルファが記載されている。
これらのリストに記載されているものの中で、ネギ類とかユリ科の植物はよく知られているけど、意外なところではチューリップ、菊、キノコ類、リンゴの種なんてのも。ポトスとかアイビー、ゴムの木なんてのは観葉植物としてメジャーだ。
ここに列記されている植物や野菜のすべてが、必ずしも猫が口にしたら致命的というほど毒性が強いわけではないと思うし、別の資料では、逆に「猫の健康によい」としているものもある。
たとえば、ほうれん草もそのうちの一つ。
ほうれん草に含まれるシュウ酸は結石の原因になるので、猫に与えるべきでないという説があるけれど、「ペットの健康ごはん」では、それをふまえた上で「大量に与えなければ問題ない」としているし、むしろほうれん草を与えることの効用の方を評価している。
ねこさんが言われるには「(アルファルファに)有用性はあるので、食べない方が良いという訳ではありません。あげすぎないようにしてください」とのことで、私もこれと同じ見解。人間にとってのお酒と一緒で、量に注意すれば問題ないと思っている。
手づくり食で、いろんな食材をまんべんなく取り入れることが推奨されているのは、単に栄養のバランスをとるためだけでなく、一つの食材に偏ることを避けて、毒性のあるものを大量に摂取するリスクを低減させる意味もあるのだと、つくづく実感。
ねこさん、たいへん有益な情報をありがとうございましたー。
目、まんまる。(顔も)
November 11, 2006
猫ごはん雑記(ターキー&アルファルファ)
ぼうぼう。
前回の雪辱を遂げるべく、もう1度トライしてみたアルファルファ・スプラウト。
種を蒔いてから9日め、相変わらずボリュームに物足りなさは感じるものの、丈は5cmくらいまで伸びた。さっそく猫ごはんの材料に。
* * * * *
前回のとき、コメント欄で「アルファルファは猫に食べさせてはいけない」というご忠言をいただいた。しかし、同じ情報を他で確認できなかったのと、手作り猫ごはんのレシピでアルファルファを使ったものをいくつか見たことがあるし、市販の猫用サプリメントでも原材料にアルファルファを含むもの(こんなのとか)があるくらいなので、現段階では安全と判断して、入れてしまうことにする。
手作り猫ごはんの食材に関しては、何がダメで何がOKなのか、情報源によって違ったり、ときにはまったく正反対のことを言っていることさえある。
でも、何かしらの根拠があって「OK」と言っている人がいるなら、それを猫に食べさせたところで、そんなひどいことにはならないと思うのだけど。
* * * * *
【本日のレシピ】猫2匹×約2週間ぶん
肉…ターキー1kg、鶏ガラ500g、鶏レバー100g、砂肝100g、牛ハツ100g、卵4個
野菜…キャベツ、ごぼう、ふき、アスパラガス、セロリ、アルファルファ計1kg
油…えごま油、キャノーラ油、オリーブオイル計100cc(肝油は次回!)
サプリメント…マルチビタミン、ビタミンC、鉄、亜鉛、タウリン、卵殻パウダー
2か月ぶりに、GEN-MEATのターキー肉を買ってみた。
猫に与える肉は、なるべくいろんな種類、いろんな部位のものが望ましいらしい。
うちの近所のスーパーの店頭で買えるのは、鶏、豚、牛、羊まで。GEN-MEATではこのほか、ターキー、馬、鹿、ウサギなんていう変わりダネを取りそろえている。うちでは、手に入れることのできるこの計8種類(と、ときどき魚)の肉を、順次ローテーション。
(あいにく今回は鹿とウサギが在庫切れで、ターキーと馬だけ注文)
えさ皿が汚れていておはずかしい。
漂白しても落ちないんだもん。
* * * * *
【おまけ】
今日のミルキク。
新・脱力タワーの上に、なかよくふたりで。
November 10, 2006
鱈肝油
手作り猫ごはんで、EPAとDHAの供給源として使われるのがフィッシュオイルやしそ油、えごま油、亜麻仁油など。うちではこれまでもっぱらえごま油を使っていたけど、今回、初めて魚由来の鱈肝油を注文してみて、昨日、それが届いた。
これらの油は、サラダ油やオリーブオイルに比べて酸化しやすい。しかも、今回買ったこの肝油は酸化防止剤(ビタミンEとか)が無添加というのでちと不安だったのだが、ネットで調べてまわったところ、開封後3か月以内くらいに使い切れば大丈夫っぽいので(もっと短いかと思った)、試してみることにした。
もれなく猫チェック。(お約束)
宅配便の箱に入る。(これまたお約束)
ガラス瓶ってキレイだよね。
November 08, 2006
野菜はテイクアウトで食べるもの
ブロッコリーを食べるとき、いちいちテイクアウトしてお皿の外で食べていたキク(その様子はこちら)。キャベツでも同じことをする。
「えい。」
と、不器用な丸い手でキャベツをすくい出し、
床の上に落としてから拾って食べる。
しゃくしゃく。
もう1回。(なぜか後方確認)
「えい。」
ポトリ。
「あれ、どこ行った?」
「あ、ここか。」←頭、弱め
「いただきます。」
なぜお皿の上で食べないのか…。
November 07, 2006
キャベツは葉より芯がおいしい
ミルとキクが大好きなキャベツ。
なかでも、キャベツの「葉」より「芯」の方が人気がある。
試しに、キャベツの葉と芯を分けてサラダバーに設置してみた。
さっそくやって来たのはミル。
どっちのお皿を選ぶかというと、
迷わず芯の方。
続いてキクも現れた。
「どっちに…」
「しようかな〜。」
「こっち!」
やっぱり芯の方だった。
* * * * *
しばらく経ってから、もう1度サラダバーの様子を見に行くと、
やっぱり芯から先になくなっているキャベツ。
(しまった、えさ皿が汚れてるのが見えてしまった…)
わが家ではこんなふうに、野菜の芯だとかいちばん外側の硬い葉っぱ、魚の骨やはらわたといった、人(私)が食べない部分は、もれなく猫のおやつにしている。生ゴミが減ってエコロジー。
生きたコンポスト、ミルキク。(笑)
(さらにもうしばらく経過後)
葉っぱも着々と減っていく。
【お知らせ】
ペットの総合情報サイト「Pets!」でFinderViewsを紹介していただきました。見てね。(「レポート」のページです)
October 30, 2006
そばの芽収穫
10日前に蒔いたそばの芽の種。今回は大きな失敗もなく、それなりに伸びてくれてた。
(一部、葉のついてない茎が見えるのは、猫にかじられたから。棚の奥に隠しておいたのに、めざとく見つけられてしまった)
市販のスプラウトに比べて、いくぶん葉にハリがないような。しかも、今度は丈がいやに長くて、最長で20cmほどもあった(伸び過ぎ)。
でも前回の失敗を思えば、まあ合格としよう。
収穫量は90g。スーパーで売ってるかいわれ大根の2パックぶんくらいかな?
【本日のレシピ】猫2匹×約1週間ぶん
肉…ラム肉400g、鶏ガラ370g、内臓(鶏レバー、砂肝、牛ハツ)計130g、卵2個
野菜…あしたば160g、白菜100g、アスパラ40g、えのき80g、そばの芽90g
その他…無糖ヨーグルト30g
油…えごま油、ごま油、オリーブオイル計50cc
サプリメント…マルチビタミン10錠、ビタミンC5000mg、鉄12mg、亜鉛10mg、卵殻パウダー小さじ3/4、タウリンパウダー小さじ1
野菜の組み合わせは特に根拠なし。なるべく最近使ってないもので、あとはスーパーでたまたま安売りしてたとか、冷蔵庫に残ってたとか(笑)、その程度。
できました、自家製そばの芽入り猫ごはん。
キクはよく食べたけど、ミルの食い付きがひじょーに悪かった。(それでも残さず食べてはくれた)
【おまけ】
猫それぞれのノリノリ。ミルは脱力タワー、キクはMDプレーヤーの上。
いずれにしても、何かに乗らずにはいられない。(「たかおに」中か?)
* * * * *
飼い主、持病の腰痛を発症。立ち上がるのも辛くて、家の中では床を這って移動してます。(情けなや…)
足が上がらないのでズボンが履けず、下着姿のままぐったりと椅子に腰掛けていたら、キクが膝に乗って来て、太ももの上で「ふみふみ」を始めた。猫の肉球で素肌を直接もまれるかたちになり、あまりのくすぐったさについ「あっはっは」と声に出して笑ってしまい、その振動でまた腰に激痛が走る…。笑い泣き。えーん。
たくさんのコメントありがとうございます。相変わらずお返事ができないでおりますが、楽しく拝見しとります。感謝。
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