October 23, 2006
使える!鶏ガラ
硬い骨でも楽に刻める万能ニッパーも手に入れたことだし、これまで猫ごはんに入れてきた軟骨の代わりに、鶏ガラを使ってみることにした。
業務用の冷凍鶏ガラ1kg(198円←安っ)を買ってきて、ニッパーでパキパキ音をたてて刻む。太めの骨でも案外あっさり切れる。
鶏ガラなんて初めて買ったけど、骨だけかと思っていたら、けっこう肉もついてる。骨付き肉と呼んでもいいくらい。その上、軟骨に比べてグラム単価がすごーく安くてありがたい。もちろん猫たちも喜んで食べる。これは使えるぞ。
鶏ガラを1kgもまとめて買うと、あばらとか脚とか、その他体の各部位と思われる関節がいくつも出て来て、組み立てたら鶏1羽ぶんの骨格標本が作れそうな感じ。
同じく猫ごはん用にハツ(心臓)を刻んでいるときも、心室や動脈の断面がぱっくりと口を開けているのが見えたりして、食肉というよりは臓器という実感がある。いつか百科事典で見た人体の解剖図を思い出す。
動物の体は、かくも精巧にできている。
私たちや猫たちの体の奥にも、あれと同じものが埋まっている。
それを動かすために、つぶされて肉塊となり、食べられてくれる鶏たちに感謝。
* * * * *
【おまけ】
本日のシンクロ。
前足の踏み出し方が。
スゴむ目つきが。
October 19, 2006
その後のスプラウト
10日前に蒔いたアルファルファ・スプラウトの種。その後の育生状況は、私の期待に反比例するかのごとく思わしくなく、収穫予定日の今日までに、2〜3cm程度までしか伸びなかった。
↑収穫したスプラウト。なんか貧相。
しかも量が少ない。全部でカレースプーン山盛り1杯ぶんくらいにしかならなかった。
↓てっきり、こんな感じになるものと思ってたのに。(中原採種場のホームページより)
収穫量が少ないのは、成長後にボリュームが出すぎることを警戒して、私が種を少なめに蒔いたからだけど(少なすぎた)、丈があまり伸びなかったのはなぜだろう。
収穫したスプラウトをよく見ると、茎が途中でちぎれてしまっているものが多かった。思うにこれは、日に数回水洗いするとき、発芽したスプラウトどうしが絡まって切れてしまったのではないかと。
うーん、もっと簡単に育つと思ったのに、まさかいきなり失敗するとは。なかなか奥が深いぞスプラウト。←?
↑それでも、収穫したなけなしのスプラウトは、いつもどおり他の野菜と一緒にジューサーにかけて、猫ごはんとなりました。(見た目、いつもの猫ごはんと変わらないのが余計寂しい)
でも、そんなことくらいで私はめげない。今回の失敗を教訓に、さっそく次のスプラウトの種を仕込むのであった。今度はそばの芽にトライ。
まとまった量の収穫を得るため、底面積の広い容器を使って、ぎっしり種を敷き詰めてみた。
さらに、今度は水洗いはせず、苗床が乾いたら霧吹きで水をかける方式。これなら芽も傷むまい。
(※ちなみにこの容器は、この筆洗のひとまわり大きいサイズのもの。やっぱり職場で不要になったヤツだ)
いずれ、1度の栽培で100gくらいのスプラウトが収穫できるようになるのが目標。それまでがんばるのだ。
そんな飼い主の努力も苦労もつゆ知らず、言いたい放題な人たち。
October 17, 2006
さばめし。
鯖の切り身250gを適当な大きさに切りまして。
小鍋でゆでること約10分。
アスパラ、かぶ(葉っぱも)、小松菜、大葉計250gはジューサーにかけます。
鶏レバー、ハツ、砂肝計75g、軟骨125gを包丁で刻んでボウルに放り込み、卵黄、火を通した卵白、オイル(えごま&オリーブMIX)、サプリメントも加えて、すべての材料を混ぜ合わせます。
猫はランチョンマットの上に乗って、その一部始終を見守ります。(もうちょっと待ってね)
全体をよく混ぜると、やっぱり緑色になります。(笑)
これをお皿に盛りつけ、ぬるま湯を適宜注いで、さらにビタミンEを一錠ずつ添加してできあがり。
いただきま〜す。(ていうかもう食べてる)
やっぱり魚メニューは大人気。ミルキクともに、食い付きがひじょーによろし。
そういえば、猫が食後にする毛づくろいは、ごはんの食い付きがいいときほど念入りになるような気がする。今回の「さばめし」では、えんえん20分くらいは毛づくろいしてた。
「ああ、おいしかったー!」と、ごはんの余韻に浸るかのように、手をなめなめ、顔をゴシゴシ。あの姿を見ると心底、作り手みょうりに尽きるという気がする。
* * * * *
先日蒔いたスプラウトの種、生育状況が思わしくない。収穫予定日はあさって(19日)なのに、まだ2cmくらいにしか伸びてない。なぜ?
October 16, 2006
かぶの葉を食べるミルキク
この手の写真を撮るときは、片手で持てるコンパクトデジカメの方が便利なのだけど、FinePixが突然の故障で入院中。左手にかぶの葉を、右手に一眼レフ(重い)を持って、がんばって撮りました。ふうふう。
October 10, 2006
スプラウトを自家製で
会社から帰ると、楽しみに待っていたモノが届いていた。
「これは…」
「乗りごこちはまあまあだね。」
キクよ、ボケをありがとう。でも違う。
包みの中身は、
ミル、じゃまだよ。
(気を取り直して)包みの中身は、通販で注文したスプラウトの種。
先日、猫ごはんの材料にブロッコリースプラウトを使ったとき、コメント欄で、こんなサイトを教えていただいたのだ。
スプラウトってこんなにたくさん種類があるのか!と驚きつつ、育て方も簡単らしいので、さっそく何種類か種を取り寄せて、自分で栽培してみることにしたのだ。
うまく育てられたら、お店で買うより経済的だしね。
今回注文したのは、ブロッコリー、そばの芽、豆苗、ひまわり、レッドキャベツ、アルファルファ、白ごま、大豆もやしの合計8種類。(2000円以上で送料無料というので、欲張ってたくさん買ってしまった。多すぎ?)
まず最初は、アルファルファから育ててみることにした。
育て方はごく簡単。空き瓶に種と水を入れて、一昼夜おく。あとは水を捨てて、暗所に置いておくだけ。(ただし、毎日水洗いが必要)
(↑ミルよ、あくまで出演するつもりだな…)
およそ1週間から10日程度で収穫できるそうだ。
とすると、種を仕込んだのは昨日(9日)だから、順調なら16〜19日頃には新鮮なアルファルファが収穫できるはず。
次回の猫ごはんに使えるといいな。楽しみ。
うまく育ったら、またご報告したいと思っとります。
October 05, 2006
ブロッコリーはテイクアウトで
今日のおやつは猫たちの大好きなブロッコリー。
あれ、キクは?
…と思ったら、お皿からテイクアウトして食べていた。
食べ終わるとおもむろに振り返り、
お皿のところに戻って来て、
ブロッコリーをまたひとつくわえては、
再びテイクアウトして、壁ぎわで食べるのだった。(2枚目の写真に戻る)
キク、また戻って来たけれど、自分のぶんのブロッコリーはもうない。
まだ食べてる途中のミルをうらやましげに見つめる。
見つめる。
見つめ続ける。(笑)
ミルがおなかいっぱいになって一息つくと、
ここからキクの出番。
彼女が食べ散らかしたぶんを、キクが片付ける。(笑)
わが家の後片付け係、その名はキク。
ちなみに彼は、ふだんのごはんの後の皿洗いの担当でもある。自分のお皿もミルのお皿も、ぴかぴかになるまでなめてくれるのだ。
October 04, 2006
今回もまた鶏肉
ささみ、手羽、ももと、このところずっと鶏肉続きだったので(途中、魚は入ったけど)、次の猫ごはんは牛か羊にしようと思っていたところを、買い出しにでかけたスーパーで「鶏むね肉1kg280円」の特売に遭遇してしまい、つい買ってしまった。あらがいがたい安さの魅力よ。てなわけで、今回もまた鶏めし。
いくら同じ食材が続こうと、文句のひとつも言わずに喜んで食べてくれるのが猫のいいところ。(^^)b
もしこれが思春期の息子とかだったら、一瞥するなり「また〜?!」とか言ってハンストされそうなものだ。
【本日のレシピ】猫2匹×約1週間ぶん
肉…鶏むね500g、軟骨250g、レバー50g、砂肝50g、牛ハツ50g、卵2個
野菜…ブロッコリー、かぼちゃ、パセリ、マッシュルーム、豆腐計500g
油…えごま油、キャノーラ油
サプリ…マルチビタミン、ビタミンC、鉄、亜鉛、タウリン、卵殻
肉と野菜の比率は、結局2:1で落ち着いた。「野菜は肉の2分の1」と覚えておけばわかりやすいし。
「肉(今回は鶏むね)500g、軟骨250g、内臓150g、野菜500g」というのがわが家の猫ごはんの定番の構成。内臓3種(レバー、砂肝、ハツ)は買って来たら50gずつ小分け冷凍しておいて、毎回の猫ごはんにそれぞれ1包みずつ使う。野菜は5種類で500g。1種類につきおよそ100gずつとしておけば、やっぱり覚えやすい。
パセリは今回が初トライ。緑黄色野菜強化メニューだ。
前に、うちのジューサーは「水っぽいもの」を入れないと動かないと書いたけれど、ヨーグルトや豆乳同様、豆腐でもOKということがわかった。
刻んだ&ジューサーにかけた材料を、ボウルに次々と投入。
調理中の飼い主を見守るミルとキク。バスマットの上でノリノリだ。
ボウルの中身を混ぜていく。
できあがり。
「TORAPPACHI」のnoriさんとこの猫ごはんは、人間用のお惣菜とみまごうばかりにきれいでおいしそうなのに、なぜうちのはいつもドロドロのぐちゃぐちゃ(しかも緑色)になるんだろーな…。^^;
それでもマクロレンズで撮ると、なんとなくサマになるような気が。(笑)
次回こそは牛か羊で。
Posted by mik at 11:12 AM
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September 25, 2006
秋鮭で猫ごはん
今日は肉の代わりに、旬の秋鮭を使って猫ごはん。
【本日のレシピ】猫2匹×10食ぶん
肉…鮭切り身250g、鶏軟骨125g、レバー25g、砂肝25g、牛ハツ25g、卵1個
野菜…白菜、かぼちゃ、ブロッコリースプラウト、緑茶計250g
油…えごま油、ごま油計25cc
サプリ…ビタミンC3500mg、鉄6mg、亜鉛10mg、タウリンパウダー小さじ1/2、卵殻パウダー小さじ1/2
鮭とかぼちゃ、卵白は火を通す。その他は生のまま、刻むかジューサーにかけるかしてミックス。
魚を使うときは、抗酸化作用のあるビタミンEを多く含む食品と一緒に。今回はかぼちゃ。
ブロッコリースプラウトは、手作りごはんをやっておられる猫ブログではときどき見かける素材だけど、実はうちでは今回が初トライアル。なんでも抗ガン成分がブロッコリーの30倍とか。重さを量ってみたら、1パックで約40g。これだけで1.2kgぶんのブロッコリーに相当することになる。すごいな。
肉にも魚にも野菜にも油にも、食べ物にはみんなそれぞれいいところがあって、猫たち(私たちも)の体はそれを上手に利用して、調子を整えている。すごくうまくできているのだ。
猫たちのごはんを作るようになって、食べ物へのいとおしさみたいなものを感じるようになった。かぼちゃさんビタミンEをありがとう。スプラウトさんもがんばってくれてありがとう。お肉さんにも感謝感謝。猫たちの健康な体を作ってくれてありがとう。みたいな。
Posted by mik at 08:04 AM
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September 20, 2006
豆乳でジューサーを回せ
猫ごはんに混ぜる野菜は、すべてジューサーでピューレにする。どういうわけかうちのジューサーは、野菜と一緒に水気のものを入れないと動いてくれない。これまでは、ジューサーを回すたびに少量の水を入れていたけれど、これだと猫ごはんがどんどん薄まっていく感じがして嫌だった。
それで、水の代わりに豆乳ないしヨーグルトを使うことにした。野菜と一緒に大さじ1、2杯程度を加えれば、ジューサー絶好調。あっと言うまになめらか野菜ピューレの出来上がり〜。食材の品目数も増えてよし。
【今日の猫ごはんメモ】猫2匹×1週間ぶん
肉…鶏ささみ500g、軟骨300g、レバー50g、ハツ50g、砂肝50g、卵2個
野菜…キャベツ、かぼちゃ、モロヘイヤ、エリンギ、キウイ計500g、スゴイダイズ40cc
油…えごま油、キャノーラ油計50cc
サプリ…マルチビタミン、ビタミンC、鉄、亜鉛、タウリン、卵殻パウダー
最近では、猫ごはん1週間分×3種類くらいが常に冷凍庫にストックしてあって、朝・昼・晩のごはんのたびに違うメニューをローテーション(別に3食同じメニューが毎日続いても、ミルとキクは飽きずに食べてくれるけど)。
おかげで冷凍庫の中は、作った猫ごはんのストックとこれから使う材料の肉でぎうぎうで、ヒトのエサどころか製氷機の入る隙間さえなかったりする。
Posted by mik at 12:58 AM
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September 19, 2006
猫ごはんは緑色
わが家の猫ごはんは、
ごぞんじ、緑色。
食べるときはこれにぬるま湯を注いで、スープ状にしてしまう。すると、やっぱり緑色のスープになる。
だから、それを夢中で食べたあとの猫たちは、
あごが緑色に濡れそぼっている。(笑)
* * * * *
【おまけ】
濡れそぼったキクのあごを撮ろうとして生まれた、NG写真の数々。
口の周りをなめるなめる(当たり前か)。
コワカワ。(笑)
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