同期する三つ指

夜。居間の灯りをつけたら、そこには、ふたりして三つ指ついたままじっと座りこんでいる猫たちの姿が。

大名行列が通り過ぎるのを、路肩に寄って見送る庶民みたいです。
ミルはこのポーズをするとき、あいかわらずそろえた両手の横にしっぽを添えます。カワイイ。
それにしても、正面から見たふたりの幅員の違いが気になります。
Posted by mik at 05:01 PM
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ふかふかなひとたち

寒い日には、きょうだいで折り重なって暖をとります。

それでも寒いときは、相手の毛皮に顔をうずめてみます。

ふかふかな頭が、ふかふかのお腹にうずもれています。
ちなみに2匹がいるのは、私の膝の上。飼い主の体温もしっかり利用しているのです。
Posted by mik at 01:12 AM
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キクに毛づくろいしてもらう

今日はキクが毛づくろい当番です。
なめてもらって気持よくてたまらないふうの、ミルの至福の表情をお楽しみください。



気持ちよすぎてもだえてる感じ。


よかったね。
Posted by mik at 02:11 PM
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ミルとキクの保護当時に作ったチラシ
昨日のエントリを書くにあたって、ミルとキクのちっさい頃の写真を掘り起こしていたら、他にもなつかしいものが出て来た(なつかしいったって、ほんの8か月前のことだけど)。
ミルとキクの飼い主を探すためのチラシである。
ミルとキクは子猫のとき、駅前でうろうろしてたのをたまたま通りがかった私に拾われたのだけれど、この状況からして、捨て猫だったのか迷い猫だったのか判然としない。ただ、よく人に慣れていて、体も汚れておらずきれいだったから、野良猫の子ではないことは確かだった。
それで私は、子猫たちが迷い猫であることを前提に、飼い主を探すためのチラシを作った。
それがコレ。

「保護しました」の「し」が抜けてるあたり、当時の私の動揺ぶりが見てとれるというか。(笑)
ちなみに連絡先の電話番号は、相談にのってくれた獣医さんの厚意で、動物病院のものをお借りした。
このチラシを適当な場所で配布してみて、それでもし誰も名乗り出てこなければ、子猫たちは捨て猫だったものとして、正式に私が飼い主になろうと思った。
しかし私は、このチラシを印刷までしておきながら、結局どこにも配らなかったのだ。
私はそのときすでに、子猫たちを手放したくないと思っていたのですな。
もしこのチラシを見て飼い主が名乗り出てきたり、あるいは飼い主でなくても、子猫たちを譲ってほしいという人が現れたら、私は断れないと思った。
最寄りの動物病院には、保護の経緯を説明してある。もし本当に飼い主がいて、いなくなった子猫たちを真剣に探しているのだったら、病院経由で私にコンタクトをとってくるだろう。だからそれ以上は、自分から積極的に飼い主を探すのはやめようと思った。
そしてそのまま、今日にいたる。
* * * * *
チラシに使った、拾って間もない頃のキクとミルの写真。
ちっちゃかったんだなー、ふたりとも。その上、むちゃむちゃ赤ちゃん顔。キクなんか今とほとんど別人。(笑)


Posted by mik at 02:55 PM
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猫草メモリアル

キク「今日は小さいミルとキクがお届けしまーす。」

キク「おねーちゃん、聞いた?この猫草だけど…。」

キク「飼い主は、もう猫草を育てるのやめるつもりらしいよ。」
ミル「ええ、知ってるわ。」

キク「どうして?」
ミル「さいきん、私たちが猫草をあまり食べなくなったでしょ。だからよ。」

キク「そっか…。」
ミル「ま、猫草もおいしいんだけどね。さいきんほかにも野菜食べてるし。」

キク「おねーちゃんは寂しくないの?猫草がなくなるなんて。」
ミル「………。」
猫草は、まだ小さかった猫たちがうちにやって来たときから、絶やすことなく栽培され続けてきました。ミルもキクも当初から非常によく猫草を食べていたのですが、最近になって飼い主がふだんの食事に野菜を混ぜて与え始めると、それと引き換えにするようにして、急に食べなくなってしまったのです。
一時期は猫たちの間で大人気を博して供給が追いつかず、増産に追われた猫草も、今となっては供給がだぶつき、猫草ファームも無期限の休耕に入ることが決まりました。
猫たちの成長を静かに見守り続け、今、その役目を終えようとしている猫草。
今日の特集は、そんな猫草の画像ばかりを集めた、猫草メモリアルです。

ミル・キク「どうぞ〜。」
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Posted by mik at 12:15 AM
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キャベツも好き

食べる、食べる。

食べる、食べる。
私が台所で、猫のごはんに混ぜてやるためのキャベツを剥いていると、さっそく猫が足もとで催促を始める。それで、葉を適当にちぎって床に撒いてやると、一生懸命拾って食べる(楽しい…)。
生のままでも、かたくて太い芯までかじりつくすミルとキク。君たちはウサギか?
いま葉ものが割高なせいもあって、これまで猫たちに与えてみた野菜はにんじんと白菜、キャベツの3種類だけ。でもこれらはどれもよく食べたから、きっとほかの野菜もいけるだろうな。
私が猫に野菜を食べさせるのは、もともと、カリカリだけでは栄養的に足りてもボリューム的に満足していないと思ったからなのだけれど、こんなによく食べるなら、あわよくばこのまま手作り食に移行できないだろうか?と考え始めた今日このごろ。
◆ 本日の猫ランチメニュー ◆

ちぎりキャベツのレンジ蒸し・カリカリあえでございます。
Posted by mik at 05:05 AM
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『クロ』

同じ職場のOさんが、遊佐未森の『クロ』のCDを貸してくれた。
この曲、ご存知の方もいると思うけれど、先月、NHKの『みんなのうた』でオンエアされていたもの。1人の女の子と黒猫(クロ)の出会いと別れを描いたこの歌、とてもせつなくて、テレビから曲が流れ出すたび、私は画面の前に釘付けになって聞き入っていた。(ちなみに、番組中のアニメーションの絵はおーなり由子。)
Oさんも猫を飼っていて、それが黒猫。それで私は前に、Oさんとの雑談の中で、この歌を話題にしたことがあった。それがきっかけだったかどうか、Oさんもこの歌を気に入ってくれたらしく、このたびCDを買ったとのこと。
この歌の中に出てくる、女の子と「クロ」の別れのシーンは、可哀想で可哀想で、思い出すだけで涙が出てきてしまう。
6年前、実家で飼っていた犬が死んだときのことを思い出す。
実家の父から、電話で訃報を知らされた私は、帰省して、ぐったりと横たわったままぴくりとも動かない、愛犬の遺体と対面した。
涙が止まらなかった。
これは私の犬ではない、と思った。あの子の抜け殻だ。遺体という字は「遺された体」と書くのだけれど、まさに、愛犬が体だけ残してどこかへ行ってしまったという感じ。もう2度と会えないどこか。
動物たちはそうやって、ある日突然、飼い主のもとから去って行く。サヨナラさえ云わない。薄情な別れ方をする。
動物を飼うということは、そういう痛みを覚悟するということなのだと思う。
いま私が一緒に暮らしているミルとキクだって、将来、必ず別れのときがやって来る。だけどそのときだって私は、泣いたりうろたえたりするものか、と思う(いや、実際は泣いたりうろたえたりするだろうけど)。何があってもすべて『分かってたって顔して』生きていきたいのだ。
* * * * *
『分かってたって顔して生きていこう』のフレーズは、大好きなGOMES THE HITMANの曲『猫のいた暮らし』の一節。私は日常生活のさまざまな局面で、心の中でこれを唱える。そして動揺の回避を試みる。
Posted by mik at 03:30 PM
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濡れたふとん

がーん。
ふとんの上に描かれた、大きな世界地図。やられました。
…と言っても、猫が粗相をしたわけではないのです。
かと言って、飼い主が酔っぱらって失禁したわけでもありません。←笑
じつは今朝、天気がよかったので、ふとんをベランダにほしておいたら、雪解け水のヤロウが庇の上からしたたってきやがったのです。こしゃくなことに、ふとんをベランダに出した朝9時の時点では、庇の上の雪はまだ凍っていたらしく、私がそれに気がついたのは昼過ぎ。時すでにおそく、合計3枚のふとんが、裏までぐっしょりと濡れていたのでした。
濡れたふとんは、とりあえず台所の床の上に広げて乾くのを待つことに。あーあ、今夜どうやって寝よう…。(ガックリ)

キク、なぜニオイをかぐ。

「なんかきたな〜。」みたいに迂回していくキク。
汚くないよ、ただの水なんだから。

ええい、砂かけするなっ!汚くないってばっ!(なんか不愉快。)
無印良品。

なにやらシュールな状況。
Posted by mik at 05:36 AM
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