FinderViews : January 2006

ミル、キクを威嚇

[Category: Cat - Behavior]

　昨日の夜のこと。キクがスーパーのレジ袋にじゃれて遊んでいたところ、突然、何かのはずみでパニックに。袋を首に引っかけたまま、前がよく見えなかったのだろう、あちこちに衝突しながら部屋中を全速力で走り回った。
　ようやく袋が首からはずれてキクの暴走がおさまると、今度はキクのパニックぶりにすっかり興奮してしまったミルが、なんとキクに対して唸り声をあげ、威嚇行為を始めたのだった。
　ふだん決して怒ることのないミルが、それも大の仲良しのキクに対して威嚇とは。私もちょっとばかし慌ててしまった。

威嚇ポーズのミル。床の上にいるキクを、机の上から見据えてるところ。

しっぽをMAXに膨らませて、さらに「フウ～、フウ～」と、私もこれまで聞いたことのないうなり声をあげる。

ただならぬミルの様子に、耳をぺしゃんこに倒しておびえるキク。

背中を弓なりに丸めて、さらに威嚇。次の瞬間にもキクに襲いかからんばかり。高まる緊張感。一触即発の雰囲気。

キクもまた、しっぽをぱんぱんに膨らませて後ずさる。

　このあと私がミルを抱きとめて、なだめて落ちつかせて一件落着。ミルとキクは、しばらく興奮でしっぽを膨らませたままだったものの、それ以外は、お互いに毛づくろいしてやったり折り重なって眠っていたり、ふだんと変わらず仲良しの様子だった。
　あー、びっくりしたよ。あわやケガ人（猫）の出る事態になるかと思った。のんきに写真なんか撮ってる場合じゃなかったのかも。