July 19, 2006
ビバ!鶏軟骨
猫ごはんに骨付きの肉を使わない代わりに、いつも鶏軟骨を入れることにしてるわが家。ミネラルの補給が主な目的だけど、わざと大きめに刻んで混ぜ込むと、食感の向上にも一役買ってくれてるような気が。
カリッ!コリッ!と小気味いい音をたてながら、小さな口の中で軽く格闘しつつ、軟骨をかみ砕いては飲み下す猫たち。久しくあげていないカリカリの、クリスピーな食感を思い出しているかどうかは不明。
軟骨を包丁で切ると、断面がY字型をしてるんだよね。たくさん刻むと、無数に散らばったお星さまみたいで何やらかわいげ。その形状からして、野菜ピューレがよくからんでくれそうなところもいい(パスタみたいに)。
Posted by mik at 12:04 AM
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July 10, 2006
ビーフ・アスパラ・トマト。
サラリーマンは、いつ上司の気まぐれな一言で繁忙期に突入するかわからない。猫メシは、時間があるときにせっせと作ってストック、ストック。
◆本日のレシピ◆
【肉】牛肉、鶏レバー、ハツ、砂肝、軟骨、卵
【野菜】トマト、アスパラ、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、干ししいたけ
【油】オリーブオイル、えごま油
【サプリ】マルチビタミン、ビタミンC、タウリン、卵殻パウダー
サプリと、「肉」部門の鶏レバ〜卵の組み合わせは毎回いっしょ。
野菜のセレクトは、なるべく食べ合わせのよさそうなものを…というのが理想だけど、単に冷蔵庫の残り物であることがしばしば。(笑)
猫メシって、どしても形状がドロドロのぐちゃぐちゃになっちゃうんだよね…(うちだけ?)。気味悪いものアップで載せてごめんなさーい。でも、こんなでもミルとキクは喜んで食べるのですよ。
できあがり。
いつもは緑色になるわが家の猫メシ、今日はトマト、にんじん、かぼちゃと赤系の野菜が多かったせいで、茶色になった。ますますグロい?(「グロテスクなものほど珍味」とは、たしか山岡士郎さんのおコトバ←笑)
* * * * *
◆おまけ◆
飼い主の晩ごはん。
昨日は六本木で焼き肉食べて来ました。肉、うまー。
Posted by mik at 01:25 AM
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July 03, 2006
さわら根菜ソース和え。
昨日の夜は、久しぶりに魚でごはん。冷凍サワラの切り身をゆでてほぐしたのに、根菜ベースの野菜ピューレと鶏の内蔵。
【肉】サワラ、鶏レバー、ハツ、砂肝、軟骨、卵
【野菜】大根、にんじん、ごぼう、いんげん、きゅうり
【油】キャノーラ油、えごま油
【サプリ】マルチビタミン、ビタミンC、E、鉄、亜鉛、タウリン、卵殻パウダー
食べてる食べてる。ミルもキクも魚は好き。
うちではいつも、猫ごはんにはぬるま湯をかけて「食べるスープ」にしてしまう。
※今日は写真撮影のために、床で召し上がっていただいてます。
もくもく。
そして今日も残さず完食。よしよし。
栄養学的には、猫に魚を与える頻度は週1回程度がいいらしい。だからサワラは今回だけで、野菜ピューレの残りは他の肉(鶏とか牛とか)と和えて冷凍保存。
* * * * *
こちら、食後の光景。…えらいわかりやすい人たちだ。
(よく見ると、ビーグルくんまで床の上でひっくり返ってる)
できれば洗いもの手伝ってほしいんだけどー、なんてね。
いえいえ、残さずきれいに食べてくれただけで充分うれしいです、母は。
June 21, 2006
手づくり猫ごはんのコスト
猫の手づくり食というのは、いったいいくらくらいのコストがかかるのか。
先日作った「ささみキャベツごはん」の場合、材料費の合計から猫1匹1日あたりの食費を割り出すと、およそ70.3円。思ったより安い。猫缶(これもピンキリだけど)と大差ない。
猫ごはんの材料費に大きく影響するのは、やはり肉の値段。もし同じレシピで、安いささみの代わりに100gあたり100円の肉を使ったらどうなるかと言うと、猫1匹1日あたりおよそ97円。これでも充分、お手頃価格と言える。
では、「猫、馬を食らう」の回で使ったのと同じ馬肉にしたらどうかというと、1日あたり184円。このあたりから、ペットのごはんとしては割高??
なお、これらの計算は、すべての材料を「底値」で買ったことを前提にしている。私がよく行くスーパーの安売り日や、近所にある業務用食材店(食肉が安い)、野菜の直売所(野菜ひと山で30〜80円とか)などを徹底的に活用して材料をそろえた場合を想定。また、通販で購入したものは送料も含めて計算した。
もちろん材料費だけでなく、このほかに手間と時間というコストがかかる。それがいちばん高くつく。
ペットのごはんって、お金をかければいいというわけじゃないし、逆に安くすませればいいというものでもないんだけど。参考まで。
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June 18, 2006
ささみキャベツ。
【猫メシ・レシピ】
鶏ささみ・軟骨…合わせて900g
レバー・ハツ・砂肝…合わせて200g
卵…2個
ブロッコリー・小松菜・にんじん・キャベツ…合わせて300g
キャノーラ油・えごま油…合わせて50cc
マルチビタミン…10錠
ビタミンC…5錠(5000mg)
タウリンパウダー…小さじ1
卵殻パウダー…小さじ1.5
肉は刻む。野菜はジューサーにかける。あとはひたすらまぜまぜ。
そしてできあがったのがこちら。
違う材料で作っても、見た目はいつも同じになる猫メシ。
ミンチとか、フードプロセッサーでペースト状にした肉を使うと、野菜とまんべんなく混ざって赤褐色になるらしいんだけど、わが家では肉を固形のまま使ってるせいで、それが野菜ソースでコーティングされて(笑)緑色の猫メシになる。
猫たちには好評でした。
June 15, 2006
まずーい!もう一杯。
ここは猫たちのサラダバー。日替わりで生野菜を盛っておく。今日のメニューは水菜。
(葉と茎を分けているのは、ミルは茎があまり好きではないから。)
サラダバーの食べ残しの野菜は、これまで、そのまま通常のごはんに混ぜてしまってたのだけれど、
せっかくジューサーを買ったので、今後は、野菜ジュースにしてからごはんにかけることにした。なんだか青汁みたいで、いかにもまずそうなんだけど、
ミルとキクにとってはオーライらしい。
ごくごく。
* * * * *
肉食動物である猫は本来、野菜を消化するのが苦手。だから野菜を与えるときは、細かく刻むかピューレにするのがベター。でもミルとキクは、ピューレにした野菜は肉と混ぜない限り食べてくれない。だからサラダバーの野菜は、どんなに小さくても粗みじん切りまで。
ところで、少し前に見たバラエティー番組によれば、今、ニューヨーカーの間では、猫草が健康食品として(人間に)人気なのだとか。猫草をジューサーにかけてジュースにして飲むそうなのだが、味はかなりまずいらしい。
Posted by mik at 02:05 AM
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June 04, 2006
初夏のトロピカル・フルーツまつり(失敗)
昨日の残りの牛肉に、バナナ・アボカド・キウイの果肉をピューレにしてあえてみた。
たまにはこんな猫メシもいいのでは?
* * * * *
…で、猫たちの反応はどうだったか。
結果から言うと、大失敗。これまで作った猫メシの中で、最も不人気だった。なかなか食べようとしないし、やっと食べても、フルーツピューレを避けて、ビーフだけ拾い食いする感じ。
猫って絶対アボカド好きだと思ったのになー。バナナだって甘いし、キウイは酸っぱさがネックになるかもしれないと思ったけど、それだって肉と混ぜちゃえば問題ないと踏んだのに。
それでもキクは、途中何度も中断しつつ、あらかた食べてくれた。
一方、ミルはちょびっと口をつけたきり、ほとんど食べてくれなかった。
ハンストを決め込むミル。
(ちなみに、彼女が座っているのは、自身でまくり上げたラグ。)
好き嫌いが極めて少ないこのヒトたちが食べ残すということは、相当マズかったということなのだろう…。ごめん、もう作らない。
June 03, 2006
ひつじ・ウシ・軟骨ごはん
猫メシレシピ。骨付き肉を使わない代わりに、これからは鶏軟骨を入れることにした。ミネラル供給源。
(猫2匹×6日ぶん)
ラム・牛すじ・鶏軟骨…合わせて1kg
鶏レバー・砂肝・ハツ…合わせて200g
にんじん・ブロッコリー・小松菜・キャベツ・アスパラガス・春菊・干ししいたけ・乾燥パセリ…合わせて400g
卵…2個
豆腐…30g
キャノーラ油…25cc
しそ油…25cc
マルチビタミン…10錠
ビタミンC…5錠(5000mg)
タウリンパウダー…小さじ1
卵殻パウダー…小さじ2(レモン汁をかける)
なんだかすごい食べ合わせだな…。ヤミ鍋状態。冷蔵庫の清掃作業とも言える。(笑)
素材の組み合わせの基本ポリシーは、「肉が全体の7〜8割、野菜はなるべくいろんな種類を。炭水化物は省略してよくて、サプリメントを混ぜれば心理的にも安心(笑)」くらい。かなりアバウト。
猫が必要とする栄養をパーフェクトに満たしている市販のキャットフードと、同じ水準のものを自家製のフードで実現しようとしたら、そのハードルは高い。だけど栄養なんてものは多少偏ったところで、大きな問題じゃないのだ。人間だって、カロリーメイトばっか食べて生きてるわけじゃないし。
Posted by mik at 02:04 AM
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May 25, 2006
自家製総合栄養食。
日曜日、特売品の鶏胸肉で自家製猫メシ作り置き。最寄りのスーパーYで鶏砂肝が売ってなかったので、少し離れたところにあるスーパーOへ行ったら、砂肝ばかりかハツまであった。やるじゃんO。よし、これからはOだな。
【猫メシ・レシピ】猫2匹×6日ぶん
鶏胸肉(皮ごと)…1kg
鶏レバー・砂肝・ハツ…合わせて200g
にんじん・ブロッコリー・小松菜 …合わせて400g
卵…2個
キャノーラ油…25cc
しそ油…25cc
マルチビタミン…10錠
ビタミンC…5錠(5000mg)
タウリンパウダー…小さじ1
卵殻パウダー…小さじ1
サプリメントはすべてヒト用。この他、ビタミンE(150mg)を週1回、猫1匹につき1錠ずつ。
タウリンは肉を与えている限り必要ないとされているんだけど、「不足すると失明の恐れ」とか言われると、不安になるのよ。そう、サプリメントは肉体的な効用よりも、服用することで精神的な安心感が得られることに意義がある。おまじないみたいなもの。
卵は卵白を取り分けて、野菜類と一緒にゆでる。これをミルサーにかけてピューレに。
にんじんは生のままだと、ビタミンCを壊しちゃうんだって。そういえば伊藤園の充実野菜(野菜ジュース)のラベルにも、「ビタミンCの吸収率を上げるため、にんじんはゆでてから搾りました」みたいなことが書いてあったな。
ブロッコリーはお湯でゆでると、抗酸化作用(つまり抗ガン作用)がアップするそうな。電子レンジでの加熱じゃダメらしい。
肉類計1200gは猫一口大に、包丁でひたすら刻む!刻む!(ふぅふぅ…)
これらを全部混ぜ合わせると、上の写真のような、あやしげな物質のできあがり。
なんだか、子供の頃読んだディズニー絵本の「白雪姫」で、魔女が毒りんごを作るシーンを思い出す。大鍋の中でぐつぐついってた、あの薄気味悪い液体。(笑)
見学者1名。
2名。
このあとぬるま湯を注いで、スープ状にして食べさせる。見てくれは悪いけど、ミルキクともに、ひじょーに食いつきよろし。最後の一滴までキレイになめつくしてくれる。ありがとね。
…と、まあ、目下こんな感じのわが家の猫メシ。
ちょこもなかさんとこの手づくり食レシピにトラバ。
May 19, 2006
しそ油。
通販で注文した「しそ油」が届いた。手づくり猫メシの材料。
『ネコに手づくりごはん』に載ってるレシピの材料の一つに、「フィッシュオイル」なるものがある。あまり馴染みのないこの食材、栄養成分で言うところのEPAとDHAのことなんだとようやくわかった。
フィッシュオイルはあまり流通していないけれど、サプリメントのEPAとDHAなら薬局で買える。
一方、『ペットの健康ごはん』では、EPAとDHAの供給源として「しそ油」「えごま油」「亜麻仁油」などの食材を挙げている。やはりどれも馴染みがないんだけれど、ネット通販で購入できることがわかった。サプリメントよりコストパフォーマンスが高いみたいなので、今後はこちらを利用することにして、このたび取り寄せてみたという次第。
(しそ油、えごま油、亜麻仁油の主要成分「αリノレン酸」は、体内でEPAとDHAに変換されるので、結局フィッシュオイルと同じ。)
ところで、サプリメントといえば、圧倒的な品数と良心価格が驚きのこの通販サイト(ちょこもなかのみーこさんに教えてもらった)。この先、猫のごはんを作るにあたっておおいに頼れそう。
「EPA/DHA」というカテゴリで検索するだけでも、ずらりと列挙される商品群。日本じゃ手に入りにくいフィッシュオイルだって、各種取り揃えられている。亜麻仁種の粉末なんてのもある(フラックスパウダーという)。さすがアメリカ…。
Posted by mik at 03:48 AM
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