FinderViews : 猫草物語

猫草物語

[Category: Cat - Nekokusa]

みなさん、お久しぶりです。私のこと、覚えておいでですか。
そう、猫草です。春なのでちょっと芽吹いてみました。なんちゃって。

　一時期はミルさんとキクさんに大人気で育成が追いつかなかいほどだったにも関わらず、その後の人気急落で今年の1月に栽培中止に追い込まれた私。でもこのたび、飼い主がほんの気まぐれでまた育ててみたところ、特にミルさんがよく召し上がってくださったので、本格的に栽培再開とあいなったのです。

　　＊　　＊　　＊　　＊　　＊

　最盛期には1度にこれだけたくさんの猫草が栽培されていました。
　ずらりと並んだ栽培キットは「猫草ファーム」と呼ばれ、猫草の安定した供給に貢献しました。

　　＊　　＊　　＊　　＊　　＊

　でも、どうしてまた飼い主は猫草を育てる気になったのでしょう？

【飼い主の話】
「猫草って、本来、猫の胃の中にたまった毛玉を吐かせるためのものでしょう。でもうちの猫たち、いくら猫草を食べてもちっとも毛玉を吐く様子がなかったんです。だから与えても意味がないのかなって。ところが先日読んだ本に、猫草には毛玉の排泄を促す作用もあるんだって書いてあって。それならまた栽培してみようと。もしそれで猫が食べなかったとしても、えさに混ぜちゃえばいいかなって思って。」

　…ということなんだそうです。
　あいかわらず話が長いですね、この人。

そういうわけで、最盛期の規模にはおよばないけれど、すでに複数のキットが同時栽培され、ささやかながら猫草ファーム復活の兆しを見せています。

久しぶりの猫草は、ミルさんキクさんにも大好評。
ときには、順番待ちの行列ができるほどです。

気候もよくなってきたし、私もがんばって伸びなきゃ！

　　＊　　＊　　＊　　＊　　＊

ミル「めでたし、めでたし」

Posted by mik at 02:32 AM | Trackback (0)

うちの子も、草を食べてもぜんぜん吐かないんです。
でも食べるのはすごく好きらしいので時々買ってくるんですが…。
食べまくって…その、ウ○チがつながっちゃうんです…。
（汚い話ですみません）
それでそのままトイレから慌てて出てきちゃって大惨事…とか。
これがなければ草くらいいくら食べてくれてもいいのだけど…。
悩みの種です。
ミルちゃんキクちゃんはそんなことないですか？

Posted by みか＠猫大好き at April 10, 2006 11:58 AM

いつ見てもファーム最盛期の様子は壮観ですね。
それにしても、mikさん猫草育てるのお上手ですよね。
ウチで育てても、こんなに青々と出来ないですよ
同じキットを使っているのに何故ー？？！

うちのコにも、ハゲ山になるまで食べ尽くして頂きたいものです…いつも干し草になってしまいます。

あ、我が家も覗いて頂いたそうで恐縮です（照）。

Posted by おい at April 10, 2006 06:48 PM

＞みか＠猫大好きさん
排泄されたウ○チが、猫草をつなぎとして、ソーセージ状につながっていることはよくあります。ですがソレを直接お尻にはさんだまま、というのは未体験ゾーンです（笑）。でもありうる。
手元の飼育書によれば、毛玉を排泄させる目的なら、猫草の代わりにオオバコの種でもよいそうです。これならそのよーな惨事は回避できそうですが、でも、そもそもオオバコってどこで売ってるんだろう…。

＞りえりえさん
ありがとうございますー。
去勢手術されるのですね。とくに男の子の場合、たいてい半日の入院で済むことが多いようですし、肉体的ダメージはそれほど大きくないように思うのですが、たとえ半日でも見知らぬ場所（病院）に置き去りにされるという精神的負担の方が、猫にとっては大きい気がします。
でもこれさえ済めば、名実ともに晴れて大人の仲間入り。おめでとー！＞りえりえさんちの猫さん。
ちなみにミルとキクは避妊・去勢済みです。

＞おいさん
無印良品の猫草キットですね。
わが家の猫草が青々として見えるのは、写真の色調を補正しているためと思われます。
それでなければ、隣りの猫草は青く見えるという現象。（笑）
わが家の場合、猫草を2、3本引き抜いて猫たちの目の前でちらつかせると、ただ置いておくよりもずっとよく食いつきます。それでも余ったら、フードに混ぜて食べさせてしまうという…（だってもったいないし）。

＞まりこさん
もともと趣味らしい趣味がない私なので、猫たちは、格好のおもちゃになってます～。
今日もヤツらをからかい、いじり倒して遊ぶのです。フッフッフ…。

Posted by mik at April 10, 2006 10:50 PM

ウチの子…大人になって帰ってきました♪
手術は“きんたまくん”を直接切り取るのではなく
おなかを1センチほど切って取り出すんですね…
思ったより痛々しくなくチョッピリ安心しました。
しかし以前より泣き声が激しくなり、
『まだまだ痛いのよ』を訴えてるのが忍びない…。

ミルさんキクさんは“大人の先輩”ですね♪
今後も先輩の成長記録を拝見し、参考にしながら
ウチの子の成長も見守りたいです☆

Posted by りえりえ at April 12, 2006 06:14 PM

＞りえりえさん
去勢手術、お疲れさまでした～。どうぞお大事に。
その鳴き声は傷口の痛みより、一方的にオトコを奪われてしまった嘆きかも。（うそ）
去勢前、うちのキクのおしりを後ろから見ると、小さい丸いきんたまが2個、鈴みたいににぶら下がっていてそれはかわいかったものです。なくなってしまって残念。
しかし、失ってしまったものを嘆くより、新たに手に入れた第3の性を謳歌するのです！

Posted by mik at April 12, 2006 09:21 PM

初めて拝見し、既に２時間が過ぎています・・・。
赤ちゃんの頃からの成長日記、とても楽しいです。

さて、mijiの猫草ですが、うちの猫にも幾つか用意して皇后に食べさせています。よく食べますよね！猫好きのスタッフさんが開発されたのだろうと勝手に考えています・・・。
さて、食べてしまったのの再利用についてですが、そのまま水をやっただけですと育ちが悪いようです。
直物は、根っこが絡みすぎると成長が止まりがちなようですから、一手間かけてみましたらまたでてきました。
食べきってしまった袋から本体を取り出して、絡まった根っこを少し切ってすっきりさせ、少し経ってから薄い肥料（液肥）を与えたりするとまた出てきますよ。
また、根の絡みをほぐす位に刈り込んで、用土に植えても良いようです。この場合、上の方も刈り込むと根ちかくから若葉が出てきます。

これからもかわいいお写真と文章楽しみにしています！

Posted by okinamaru at April 23, 2006 05:30 PM

＞ okinamaruさん
はじめまして、コメントそして貴重なお知恵をありがとうございますー。
そもそも使用済みの猫草キットを再利用しているのも自分くらいだろうと思っていたのですが、いやはや、上には上がいるものです。ここまで手間をかけて猫草を再生させている方がおられるとは。おそれいりました～。
このノウハウを、いつか私が実践して成功したら、ぜひこのブログでokinamaruさんのお名前とともにご紹介させていただき、猫を飼う人皆で共有したいと思った次第です。（とゆーか、みんなそこまでする前に、新しいキット買うか？）
それにしても、葉を刈っても根を切ってもなお伸びてくる猫草の生命力もたいしたもの。これなら二期作、三期作も可能かも？！

Posted by mik at April 23, 2006 06:32 PM