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編み物とわたし

[Category: Knitting]

　私のようなまるで色気のない女が、編み物というフェミニンなホビーを愛好しているという事実は、たとえるなら、超・体育会系のごっついラガーマンの趣味が実はポエムを書くことです、くらいの違和感を人に与えかねないので、ふだんはなるべくふせておく。（笑）

　しかし、実際私は編み物が好き。でもこの冬は、猫と暮らし始めてから迎える初めての冬で、猫の世話に時間をとられてしまい、編みぐるみしか作れなかった。残念。
　飼い猫を足元にはべらせながら、ロッキングチェアで編み物をするおばあちゃん、なんて絵がよくあるけれど、実際には、猫がいると編み物をする時間がなかなかない。毛糸玉とかじゃれてくるからなおさら。

　この機会にKnittingというカテゴリを作ってみた。去年まで私は、毎年冬が来るたびにセーターだの手袋だのいろいろ編んでいて、このブログの中でも何点か記事にしていた。それをまとめて移動。えい。

　上の写真は、1年前の冬に編んだセーター（とシロタン）。サニークラウズの通販カタログで見たセーターが気に入って、それに似せて自分で作ってみたのだった。極太の生成りの毛糸でざっくり編んだ、カントリーな風合いがお気に入り。汚さないように、大事に着てる。

　ちなみにサニークラウズのセーターは、中国の編み子さんによる手編みだと書いてあった。この「中国の編み子さん」というフレーズにグッとくるのは私だけだろうか。『初恋のきた道』のヒロインみたいな、おさげのよく似合う純朴な女の子が、村の女たちと一緒に作業場でせっせと編み針を繰っているような、けなげなイメージが。（笑）

Posted by mik at 12:02 PM | Trackback (0)

すごい･･･。すごいです。編み物とか縫い物とかハンドメイドなことが出来る人は皆、尊敬の対象です。編み物は中学生の時に完全に諦めました。あれは精神が安定してい無い人間はしちゃいけないものですね。私が編むとほんの15センチの間に、心の様々な乱れが表れてしまってダメダメでした。ガーター編みのマフラーですら完成させたことはありません。mikさんの作るものってレベル高～っ！

Posted by yoji at March 5, 2006 12:20 PM

昨日のミス投稿、ダブルになってましたね…ｲﾔﾊﾔｽﾝﾏｾﾝ
ウチの愚猫達をお誉め頂きありがとうございました～（笑）

編み物、私も結構好きなのですが、猫いると絶対無理！毛糸玉と編み棒もって歩いてるだけでみんな寄ってきて「それオモチャ？遊んでくれるの？」ってな感じで目輝かせて囲まれますもの…
中国の編み子さんのイメージわかります！初恋がきた道、いい映画ですよね～チャン・ツィィー、今じゃ絶対ああいう役やらなそうですが。

Posted by みおきち at March 5, 2006 03:45 PM

編み物・・・ひたすら編み続けるマフラーは好きですが
編み目を数えるのが苦手です(;^_^A
あみぐるみ、かわいいですね♪
確かに毛糸大好きなネコちゃんと一緒には無理かも。
うちのネコもミシン台に乗っては待ち針などを落として遊び
ダッシュで逃げてます。

「初恋のきた道」いつか夜中にテレビを付けたらやっていたので
寝ぼけたまま観てしまいました。
主人公の女の子の根性に感動しつつも・・・
チャン・ツィイーだって気がつかなかった！
なんか、味のある映画でしたね。

Posted by jun at March 5, 2006 05:42 PM

こんばんわ
セーターいいのが編めましたね～。すてきです!
私も、編み物をするのですが(昔は仕事にしていましたので)この何年も、針を持っていませんでした。
家は、猫も犬も去年から飼い始めたので、本当になーんにもできなくて～
と、言い訳をしながら。。(^。^；）
不思議なもので、人が何か作っているのを見るとうずうずしてきます。
久しぶりに編み物したくなりました。

Posted by panco at March 5, 2006 09:31 PM

＞ yojiさん
私にとっては、膨らむスコーンが焼けたり、花をきれいにいけることができたりする方が、よほど尊敬の対象ですよう。（隣の芝生かな…。）
心の乱れが編み地に表れる…。うーん、編み物って深い。たしかに私の編んだものは、相当編み目が不揃いです。心乱れてますから（笑）。でも、それも味わいと呼べてしまうのが編み物のヨイところ。

＞みおきちさん
私が編みぐるみを作ったときは、猫が寝ている隙にこっそりと、少しずつ編み進めました。鬼のいぬ間の洗濯ならぬ、「猫の寝ている間の編み物」です。
『初恋のきた道』では、主人公が、編み物ではなく布を織るシーンがありましたね。村いちばんのべっぴんさんが織るしきたりで。

＞ junさん
マフラーはマフラーで楽しいですが、目数を数えながら編むのも、達成感がありますよ～。あと何段！あと何目！とか、心の中でカウントダウンしながら。
わが家の猫たちは、毛糸の切れ端を見つけると、食べます…。（危険）

＞ pancoさん
おおっ、プロフェッショナルな編み子さんがここに。ユザワヤの毛糸売り場に展示されているニット作品を見ると、まるで機械編みのように編み目がキレイで脱帽します。ああいうのがプロの仕事なのでしょうか。
いつかミシンを買って、ソーイングにトライしてみたいと思っている私です。猫の首輪とか、あるいはコットンとかリネンでトートバッグとか、手づくりしてみたい～。

Posted by mik at March 5, 2006 11:42 PM

わが家は母が達人なので、娘は道楽♪といいますか、習うにならったのですが、コレが厳しい！見よう見まねで出来る人は、ずぶの素人、しかもブキッチョに腹が立つようで、｢何べんいったらわかるんよ～｣｢ほら、ここがアンタの編み目！お母さんの違う！｣とかなんとか・・・。当然根性無しの生徒は逃げ出してウン十年。棒針はまったくわかりましぇーん(^_^;)
　私はアガサ･クリスティーの大ファンなので、ミスマープルに憧れるのですが･･･ううう難しいな！第一頭脳明晰じゃないし(*_*;

Posted by 2にゃんのせばすちゃん at March 6, 2006 09:05 AM

＞ 2にゃんのせばすちゃんさん
母娘で編み物、仲睦まじくてうらやましい。いくぶん粗っぽい気もしますが。（笑）
たぶん母親というのは、娘を持てば、一緒に料理や手芸をしたがるものではないかと想像いたしまする。
実は私はずっと棒針編み一筋で、かぎ針はこの冬初めてトライしました。かぎ針の編み地って素朴でクラフト感があっていいですね～。

Posted by mik at March 6, 2006 01:34 PM

March 05, 2006

編み物とわたし