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「リトル・フォレスト」

[Category: Book]

「カボチャの冒険」を読んで以来、五十嵐大介ブームな私。
ほかの著作も取り寄せて読んだけど、なかでもこの「リトル・フォレスト」がいちばんのお気に入り。

東北のとある農村の暮らしを、「食」を通じて描いたこの作品。
主人公の女の子の、食べ物に対する愛着と、健康的な食欲がとてもカワイイのだ。

「トマトなしの生活なんて考えられない」
「餅はなんでこんなにおいしいんだろう」
…などと言いつつ彼女がほおばる地野菜や郷土料理は、本当においしそう。（ここで「るいごはん」を思い出す私。）

田畑の収穫と、豊かな野山の実りに彩られた自給自足の食生活は、「三毛猫マロン」にも似ている。
山里の四季の描写も美しい。
1、2巻あわせてオススメです。

こちらは、「リトル・フォレスト」に出てくるレシピで作ってみた「黒ゴマごはん」のおにぎり。
おいしいけど、ちょっとコクが足りなかったような。
みそ味のおかずがあるといいかも。

あと、久しぶりに焼き菓子を作ってみたくなった…。
物語中、主人公がパンやケーキを焼くシーンが何度か出てくるのだ。

Posted by mik at 01:01 PM | Trackback (0)

私もじわじわと五十嵐大介、きてるみたいです。といってもまだ「魔女」を読み終えた所。またまた圧倒的な絵と世界観に唸らされました。次はリトル･フォレストを読むことにします。

「魔女」を読んだ時、少し自然や動物に対する姿勢が池澤夏樹と共通するものを感じました。mikさんも池澤夏樹がお好きなんですよね。私も学生時代は本当にハマってて、「結婚するなら池澤夏樹みたいな人がいい！」なんて叫んでた、未だ独身32歳猫飼い女です。他にもタイや映画など、好きなものがかぶっていたりして、密かに親近感を持っていました。
　でもなんといっても可愛いミルキクちゃんの魅力に、一番やられてます(*^^*)
今日はヒナギク？がとっても可愛い。ミルちゃんはお花が似合うなぁ～。あ、キクちゃんもね！

Posted by ティオ at January 30, 2008 04:44 PM

キク：　おねえたんのお皿なめなめできない
　　　　生活なんて考えられない

mik：　　かわいいマンゴスチン猫のいない
　　　　　生活なんて考えられない

キク＆mik：ねえ、そう思うでしょ？

沢尻ミル様：・・・別に。

いやいや、ミル様はここまでわがままじゃあ
ありませんわ（笑）
　ちなみに私は「コーヒーの無い生活なんて
考えられない派」です。

Posted by こぶたもち at January 30, 2008 06:05 PM

＞ティオさん
ハンドルネームを拝見したとき、もしや、と思ったのですが、やっぱり池澤ファンでしたかー！私はたまに、「搭乗した飛行機で、偶然池澤夏樹と席が隣り合わせる」という夢を見ます…。（一種のファン心理らしい）
私も、「海獣の子供」の中に出てくる「精霊」という言葉に池澤作品を彷彿しました。
年齢や猫を飼っておられることばかりか、タイや映画や読書の趣味まで、共通項が多くて驚き！一瞬、ドッペルゲンガーかと思いました。（笑）
私は、もし結婚するなら「すばらしい新世界」の林太郎みたいな人がいいな…。

＞こぶたもちさん
ミル、キク、私…の3者のキャラクターが確立されてますね～、
こぶたもちさんの中で。^^
そうか、沢尻エリカキャラだったか、ミルは。（笑）
私の場合は「コンビニのない食生活なんて成り立たない」…かな。^^;

Posted by mik at January 30, 2008 11:32 PM

カボチャの冒険は読んだんですけど、
リトルフォレストも読みたくなりました！
mikさん影響と言えば、
先日『くるねこ』本買いました！
すばらしい本だ・・・。
いい本をご紹介いただいてありがとうございます♪

おにぎりをくんくんするミルちゃんとキクちゃんの鼻先が
たまらなくカワイイです・・・♪

Posted by SHU at January 31, 2008 12:41 PM

＞ SHUさん
お料理好きのSHUさんならきっと、「リトル・フォレスト」気に入っていただけると思いますよー。
カボチャさんによく似た猫も登場します。
「くるねこ」、あちこちの猫ブログで紹介されてますねえ。
はい、間違いなく名作です。いいでしょ～。←また言ってる

Posted by mik at January 31, 2008 02:07 PM

＞ sakurakoさん
ややや、マロンちゃんのお母さんではないですか！ご訪問ありがとうございます～。
「リトル・フォレスト」の舞台は、マロンちゃんやsakurakoさんの暮らしておられる里によく似ていました。（物語の主人公も、薪割りをしてました）
大変なことも多いのでしょうが、私のような都市生活者にとっては、憧れの暮らしです。

Posted by mik at January 31, 2008 07:55 PM