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September 09, 2005

3か月前、猫が私の目の前に現れて

[Category: Cat]

sleeping_twins.jpg
 猫を飼うことを決めたとき、おおげさかもしれないけれど、私の人生は第2フェーズに入ったのだと思う。
 3か月前に子猫を拾って以来、私の生活はすっかり猫中心になってしまった。それまでは仕事が生きがいだった、というほどではないけれど、仕事は自分にとってアイデンティティーであって、自己表現のための唯一の手段のようなものだった。実際私は職場で熱心に働いていたと思うし、残業だっていとわなかった。
 それが今ではどうだろう。家で猫がお腹をすかせて待っていると思うと、残業中は早く帰りたくていらいらする。1分でも早く帰りたいと思う。なるべく定時で帰宅するために、(けしてほめられたことではないが)仕事は「及第点」に達していればいいことにして、自発的に残業してでも質を高めようというような、健全な向上心とモチベーションは捨て去った。
 (ここで、私は映画の『クレイマー・クレイマー』を思い出す。妻に出て行かれた主人公は、育児のために仕事がおろそかになって、会社をくびになるのだ。)
 もっとも私は、それまで仕事に打ち込む一方で、職場の体質に愛想を尽かしてげんなりとしていた。そんな時期に私の目の前に現れた愛くるしい2匹の子猫は、完全に私を虜にしてしまった。それで私は、いよいよ仕事がどうでもよくなってしまった。
 『人生ゲーム』みたいなすごろくに例えるなら、私が停まったコマには「猫を拾う・1回休み」と書いてあって、私はここで、職場の同僚たちがスキルアップして先へ先へと邁進していくその背中を、1回どころかこの先何年か、猫を抱いたまま見守っているんだろうなあ、という感じ。私は脱落してしまった。
 人生にはどんなイベントが待ち受けているか、ほんとうにわからないものだなあ。猫2匹拾ったくらいで、おおげさかな。

Posted by mik at 07:37 PM | Trackback (0)


Comments: 3か月前、猫が私の目の前に現れて

mikさんは、職場の同僚たちが決して味わうことのない「幸せな生活」を手に入れたんですよ。この先何年も。脱落なんかしてませんよ。。

Posted by きみ at September 9, 2005 10:24 PM

> きみさん
 これまで私は単身世帯ゆえの身軽さで、仕事に打ち込むことができたのですが、猫を飼い始めたことは、私にとって家庭を持ってしまったようなもので、またこれがものすごく楽しかったりするものだから、やる気の上で、仕事との両立ができなくなってしまったのです。
 出世街道、などという大層なものではありませんでしたが、何にせよ私は「仕事一筋」的な生き方から道をそれた、ということです。
 きみさんのおっしゃるように、私はこれで幸せすぎるほど幸せですし、みじんの後悔もしていませんが、職場の同僚たちから見たら、やっぱり私は脱落した社員だろーなと思う次第です。

Posted by mik at September 10, 2005 03:19 PM

何が幸せかって、その人じゃないと解らない
価値観が人それぞれ違うと思うし
どこに重点をおくかは、その人の考え方次第
自分が選択した道…それは自分が良いと思って
したこと!
私も同じような経験をしました。
私は看護師ですが、看護と言う仕事が好きで
旦那もほったらかすくらい仕事に熱中していました。
そんな時、2人の関係が危うくなった事もありました、
その時、私は仕事を取らず旦那を取り、仕事を辞めました、あれほど私から看護師と言う仕事を
取らないで…って感じだったのに…
今、又1年と言う休養期間を置いて、看護師に復帰しました。 旦那の為の1年でした。
それはそれでよい方向に向かうことが出来ました。
たまには、ちょっと立ち止まってみたり、少し休んでみたりも人生必要だと思います。
長くなってしまいましたーノ(´д`*)

Posted by Nonsakura at September 10, 2005 05:48 PM

> Nonsakuraさん
 人によって程度の差こそあれ、誰しも家庭と仕事の選択をせまられることがあるのかもしれませんね(必ずしも二者択一ではないけれど)。その選択をしたことで失ったものを数えるよりも、得たものを大事にしたいと思う、今日この頃です(←誰かの言葉だっけ?)。
 ていねいなコメントを寄せていただいて嬉しくおもいます。ありがとうです。

Posted by mik at September 10, 2005 08:39 PM

私、会社のパソコンデスクの陰からこっそり覗いておる者ですが、mikさんの及第点は設定が高いので、ご心配、ご不安のようなことはございません。むしろ波のない一定の高品質のものを提供できていると思います。仕事量の捌き方も誰も真似できないですし。
人間性に由来するところが大きいような気がして、mik
さんにこの先追いつけないだろうなぁと諦めている、パソコンデスクの陰から覗いている同僚の意見でした。

Posted by ふじふじ at September 11, 2005 03:44 PM

> ふじふじさま
 うううー(感涙)。いつも励ましのお言葉をありがとうございます。それでもしかし、やっぱり私は「飼い猫に心を奪われ、職場では心ここにあらず」のダメ社員という自覚でおります。
 ふじふじさんは、経験も実績も日々のお仕事の内容も私などとは別格で、本来「雲の上のお人」なのですが、このように私的ブログにコメントをいただけてしまう私は、役得と言いましょうか。

Posted by mik at September 12, 2005 12:28 AM


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キク / 茶トラ♂
2005年4月生まれ。甘えん坊主。運動神経やや鈍し。野菜好き。

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2005年4月生まれ。面倒見のいいキクの姉。やっぱり野菜好き。

mik / 33歳女
ミル&キクの飼い主。千葉県在住、一人暮らしの会社員。












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