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猫のいる暮らし・ひと月半めの雑感

[Category: Cat - Owner's Voice]

　5月の下旬、思いもかけず2匹の子猫を拾ったことから唐突に始まった彼らとの生活も、気が付いたらひと月半が経っていた。慌ただしくめまぐるしく過ぎたこの間に、猫との暮らしはどうにか軌道にのって、彼らを飼うことを決意したときのあの不安も、今思えば取り越し苦労だったと笑いとばせる程度に落ちついてきた。

　今日、部屋の窓に転落防止用のフェンスを取り付けて、これで猫と暮らす環境のハード面での整備はほぼ完了。ふー。猫トイレに始まって、家電の電気コードの保護、壁のひっかき傷防止措置、網戸の保護フェンスとベランダの脱走防止フェンス、猫タワー、蓋つきのゴミ箱。いろいろ買った。いろいろ作った。

　猫を飼い始めてから、わが家は格段に掃除と整頓が行き届くようになった。掃除などそれまでは2、3週間に1度しかしていなかったのに、今では1日1回すべての部屋に掃除機をかけるのが習慣になったし（猫の抜け毛が多いから）、猫にイタズラされることのないよう、物は出しっぱなしにしないで常に片付けておくようになった。ほぼ万年床だったふとん（笑）は、猫にその上で粗相されて以来、毎朝きちんと押し入れにしまっている（これは普通か）。
　部屋がいつもきれいな状態が保たれて快適になったことは、猫との生活の副産物だったなあ。

　このひと月半、猫のことでてんやわんやと忙しかったけれど、あれこれ頭で考えて工夫したり、手と体を使って作業したりする手間は、大変というよりむしろおもしろくて楽しかった。ずっと一人暮らしで単調だった私の生活に、猫という新しい家族がハリを与えてくれたというか。

　猫たちは相変わらず元気でかわいく、私によくなついてくれている。拾ってきてからもうずいぶん大きくなったけど、それでもまだ生後3か月の小さな子猫。
　彼らが遊び、くつろぎ、まどろみする姿に心癒され、彼らと出会えた幸運に感謝しながら、こんな毎日がこの先ずっと続いていくだろうことは、約束された幸福と考えていいのかなと思ったりする。

Posted by mik at 11:09 PM | Trackback (0)

July 10, 2005

猫のいる暮らし・ひと月半めの雑感