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January 2008

June 24, 2005

ココア色の猫のこと

[Category: Cat - Other Cats]

　たまにはよその猫のことを。
　今日の会社の帰り道、久しぶりに「ココア」を見かけた。
　ココアとは、うちの近所でたまーに見かけるサビ猫のこと。サビ猫というと一般的には黒と茶のまだらの毛色を指すけれど、ココアはこげ茶と茶色のまだら。遠目にはうす茶色に見えるので、だから私は勝手にココアと呼んでいる。
　だれかの飼い猫なのか野良猫なのか、よくわからない。ただ、私の家の近所に棲んでいる猫は割と数多くいるけれど、その中でもココアはちっちゃな顔に大きな瞳が印象的な、ほれぼれするような美猫。それが印象的で、名前をつけて他の猫と区別している。
　初めて彼女と出会ったのは、たぶん去年の夏か秋頃で、まだせいぜい生後3、4か月ぐらいの子猫だった。道端でひなたぼっこをしていた。私が近寄って手を延ばすと、少しさわらせてくれたけど、ちょっと臆病で、すぐ停車中の車の下に隠れてしまった。
　それから1、2か月に1回くらいの頻度でココアの姿を見かけた。冬には、風邪をひいていたらしく鼻水をたらしていた。成長して大きくなった彼女が、ブロック塀をひらりとあざやかに飛び越える姿を見たことがあった。1度だけ、私にだっこさせてくれたこともあった。
　今日見た彼女は、もうすっかり大人の猫になっていた。少し精悍な顔つきになっていた。そして、私が初めて彼女を見たときと同じくらいの大きさの子猫を連れていた。ココアの子供かもしれない。
　こちらと目が合うと警戒して後ずさるので、それ以上近寄ることはできなかったけれど、元気そうでよかった。
　子猫も、可愛い顔をした子だった。無事に育ってくれるといいな。

Posted by mik at 10:30 PM | Trackback (0)

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