January 2008
S
M
T
W
T
F
S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    




top
About This Site (17)
Book (57)
Cat (61)
Cat - Behavior (302)
Cat - Body (25)
Cat - Food (143)
Cat - Goods (97)
Cat - Grooming (60)
Cat - Guests (5)
Cat - Health & Hospital (16)
Cat - Kedama (12)
Cat - Look-alike (22)
Cat - Nekokusa (15)
Cat - Other Cats (45)
Cat - Owner's Voice (25)
Cat - Sleep (159)
Cat - Wallpaper (2)
Cat - Website (12)
Cat - Wrestling (27)
Column (8)
Donguri (10)
Food & Cooking (52)
Illustration (8)
Knitting (8)
Life & Work (66)
Movie (19)
Music (13)
Photograph (16)
Travel (22)













May 24, 2005

ミルとキク

[Category: Cat]

rolling_miru.jpg
 子猫たちは最初から非常に人に慣れていた。野良猫の子ではなく、捨て猫だったのかもしれない。
 2匹との出会いは、2日前、駅前の路上でのこと。通りすがりの女性の後を追って、小さな体で転がるように駆けてきたのがたしか茶トラのほう(女性は後をついてくる子猫をまこうと、走って逃げているところだった)。偶然そこを通りがかった私は、思わず駆け寄って茶トラを抱き上げた。
 さらにそのすぐ後ろを、同じくらいの大きさの三毛の子猫が歩いていて、私はこれもとっさに捕まえた。兄弟猫に違いない。
 そして周囲に母猫らしい姿が見えないことを確認してから、2匹を自宅に連れて帰った。
 子猫たちは私にもよくなついてくれて、私が歩けばトコトコと後をついてくるし、立ち止まれば足元にじゃれついてくる(そしてズボンの裾からよじ登ってくる)。甘えて鳴くし、私の膝の上ですやすや眠る。可愛い。
 この無防備にして愛らしいことこの上なく、人の庇護欲をかきたててやまない2匹を、このまま私が飼い続けていいんだろうか?
 私は確かに猫との暮らしを切望していたけれど、これまで飼わずにきたのは、自分1人で猫を終生養っていけるかどうか、確かな自信が持てなかったからだ。なのに、その自信が得られるより先に可愛い子猫が突然目の前に現れて、今、私は嬉しいと思うよりむしろ怖じ気づいている。とても弱気になっている。
 可愛いさかりの今なら、他に誰か飼い主になってくれる人を見つけて、2匹を里子に出すこともできるだろう。だけど。ああどうしよう。

 ところで子猫に名前をつけました。三毛の方を「ミル」、茶トラの方を「キク」と呼んでいます。もし3匹めがいたら「なんだろう」にしたと思います。(この名前の由来がわかる人は、きっと私と同世代。)
 2匹とも、オスなのかメスなのかまだよくわかりません。

Posted by mik at 04:39 AM | Trackback (0)


Comments: ミルとキク

猫リンクでmikさんのブログをよく読んでます。
ここもすっかり猫一色ですね。でも見てて飽きることがないのは話題や写真が面白いのと、何よりも猫だからかな、って思ってます。

最近マンションの近くに野良猫の子猫が四匹うろうろしています。朝方なんともいえぬ声で鳴いてまわるので切なくて目が覚めます。で、うちのごはんを少しおすそわけしてあげたりしています。

親猫もいなくて保護してあげたいのですが、人慣れしていなくてなかなかつかまってくれません。僕の方も保護してその先責任が持てるのか、、、というとこと、子猫だからの不器用さに見ててつらいです。

ミルやキクちゃんは大事にされてるのが伝わってきます。うちの前の子猫たちもなんとかあったかい寝床にありつけたら。

Posted by 密かに初コメントです。 at October 12, 2006 05:02 AM

> 密かに初コメントです。さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
野良の子猫たちのお話、切ない気持ちで拝読いたしました。お優しい方なのですね。
人間に対して警戒心があることは、野良として大切なことだと思います。文面からお察しするに、母猫がいなくても自分の身を守り、生きていく術を知っているのであれば、保護は必須ではないと思うのですが…(保護したところで、もらい手のあてがないのであればなおさら)。
もちろん、飼い猫として、温かい寝床と充分な食餌を与えられて生涯を送ることができるのなら、それ以上のことはないのですが。
どうぞ、ご無理をなさいませんよう。

Posted by mik at October 12, 2006 11:11 PM


コメントをどうぞ









この情報を登録しますか?








ミルとキクに一票!




20071029.jpg
「猫フォトエッセイ・ミルとキク」掲載中!アマゾンでのご注文はこちらから。




キク / 茶トラ♂
2005年4月生まれ。甘えん坊主。運動神経やや鈍し。野菜好き。

ミル / 三毛トラ♀
2005年4月生まれ。面倒見のいいキクの姉。やっぱり野菜好き。

mik / 32歳女
ミル&キクの飼い主。千葉県在住、一人暮らしの会社員。













*このサイトはリンクフリーです*