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March 18, 2005

ミュシャ展

[Category: Illustration]

mucha.jpg 上野・東京都美術館で開催中のミュシャ展へ。
 ミュシャの絵は美しい。のびやかで艶やかなストロークで、くっきりと引かれた輪郭線。画面のすみずみまで描き込まれた精緻なデコール。モチーフを替えては繰り返されるパターン、確立された様式。洗練されつくしている。
 アール・ヌーボーという芸術様式の枠で語られることの多いミュシャの絵は、しかし、多く商業美術の需要において創作されていた。だから、ある意味わかりやすくて大衆的。見る者の美的感覚に直接アピールしてくる。難しい解釈を必要としない。この画家は、絵で人の心をつかむ術を熟知していて、その上で個々の作品を確信的に描いていたと思う。
 それにしても、平日だというのになんであんなに混んでるかね。

Posted by mik at 11:58 PM | Trackback (0)


Comments: ミュシャ展

雑女なワタシはカテゴリなんて気にもしてませんでしたが、今初めて見て嬉しくなりましたーっ!
ミュシャは大好きな画家です。

>この画家は、絵で人の心をつかむ術を熟知していて、その上で個々の作品を確信的に描いていたと思う。

(^o^)/私もそう思います。一部の特権階級のほとたちのためでなく、大衆の心をつかむ、真の芸術家だと思っております。
11年前に、前期・後期にわかれてミュシャ展が渋谷のBUNKAMURAで開催されて、平日狙って行きましたが、やはり混んでましたよ〜

Posted by bamboo at August 26, 2006 12:37 AM

> bambooさん
ミュシャのファンは多いですねー。私の知人にもおります。
最近、缶コーヒーでもミュシャの絵をあしらった商品があったと思いましたが。100年近くを経てなお支持されるその魅力。
上野のミュシャ展は、作品保護のために展示場内が薄暗く、そのせいでミュシャの絵がセピアトーンがかって見えて、なおさらシックで艶っぽく見えました。

Posted by mik at August 26, 2006 01:23 AM


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キク / 茶トラ♂
2005年4月生まれ。甘えん坊主。運動神経やや鈍し。野菜好き。

ミル / 三毛トラ♀
2005年4月生まれ。面倒見のいいキクの姉。やっぱり野菜好き。

mik / 32歳女
ミル&キクの飼い主。千葉県在住、一人暮らしの会社員。













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