September 2005
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September 16, 2005

秋の到来

[Category: Cat]

 すっかり秋らしくなってきた。
 夜、窓を開け放しておくと、夜風が涼しくて気持ちいい。虫の声ばかりがさやかに聞こえてきていい感じ。
 ミルが、部屋の照明をつけたり消したりするワザを覚えた。私が布団の上に横になって(秋の夜長らしく)本を読んでいたりすると、電灯のスイッチのヒモに飛びついて引っぱって照度を下げ、もう1度飛びついて完全に消してしまう。
 夜更かししてないで早く寝ろという彼女なりの思いやりかと解釈して、読書をあきらめて眠ろうとすると、さらにもう1回飛びついて、今度はあかりをつける。理解不能。

 生後5か月を過ぎて、猫たちは、乳歯から永久歯への生えかわりの真っ最中。今朝も畳の上で、抜け落ちたかわいいキバを見つけた。

carrier.jpg
【写真】夜中にハッスル(死語?)しすぎて、朝になってから眠くなり、寝床にこもる猫たち。

Posted by mik at 09:47 AM | Comments (0) | Trackback (0) |

後ろめたい消費者のわたし

[Category: Column]

namacha.jpg 消費経済とエコロジーというのは、互いに背反するような気がしてならない。
 私たちが生活の中で実践できるエコロジーの基本は3R、すなわち「Reduce」「Reuse」「Recycle」なのだが、このうちReduce、つまり消費や需要を減らそうという方向性は、経済の世界においては歓迎されていない感じ(当たり前か)。
 モノをたくさん売るには、消費者にいかにストレスなく物を捨てさせ、次のモノを買う気にさせるかが大切だ。
 私は石油製品を買ったり捨てたりすることに強い抵抗を感じるのだけれど、巷にあふれるプラスチック製品が二束三文の価格で販売され、あるいは無料で付いてくるのに違和感を覚える。
 100円ショップの店内に山積みされたプラスチック製のコンテナ類を目にするたび、複雑な気持ちになる。たとえばこの製品を購入して使用した後、廃棄するのにかかる環境負荷を、(植樹とかで)人為的に相殺した場合のコストを価格に反映させたら、いったいいくらぐらいになるのだろう。
 キリンの『生茶』が、潰しやすくて廃棄するときかさばらないペットボトルを採用しただけでエコロジーを自称しているのは、勘違いもいいところだと思った。
 「買いやすい」「捨てやすい」ということは、次の消費を促す。

 「地球は丸い」という真実を初めてつきとめた人は、そのときどんな気持ちになっただろう。衝撃か驚愕か、それとも不思議か。
 私は感動する。大地は永久に続くように見えて、どこまでもつき進んでいけば、必ずまた元の場所に戻ってくるという真理(もしくは皮肉)。この世界が無限ではないということ。世界は閉じていて、この中だけで循環し完結するシステムの中で、私たちは暮らしているということ。なんて小さくてシンプルで美しいのだろうと思う。
 宇宙船地球号なんて言葉もあったけれど、私たちは、この星の上にあるものだけでやりくりして、暮らしを維持していかなければいけない。
 それなのに、石油や森林や鉱物、淡水といった資源やそれらを利用して作られた製品が、じゃんじゃん供給されて、まさに湯水のように消費されていく現状は、いったいどうなんだか。

 今日もキッチンでアルミホイルを切りながら、アルミ製品がいかに安価であるかを思い起こし、はたしてアルミという鉱物は無尽蔵だったか、あるいはそうであるかのように錯覚していられる消費者という私たち、なんてテーマを自問しつつ、こうしている間にも少しずつ海に沈んでいくツバルの島々に思いをはせたり。
 消費行為という享楽の後ろめたさ。私たちは罪深い。

Posted by mik at 06:54 AM | Comments (0) | Trackback (0) |


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キク / 茶トラ♂
2005年4月生まれ。甘えん坊主。運動神経やや鈍し。野菜好き。

ミル / 三毛トラ♀
2005年4月生まれ。面倒見のいいキクの姉。やっぱり野菜好き。

mik / 32歳女
ミル&キクの飼い主。千葉県在住、一人暮らしの会社員。













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