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December 27, 2004

ピピ島の思い出 (4)

[Category: Travel]

phiphi04.jpg
 海の美しさは、噂にたがわず凄かった。
 島に滞在中、シュノーケリングツアーに参加した。私はスキューバ・ダイビングはやったことがないし、実はシュノーケリングもそれが初めての経験だったからなおさら、アクアリウムのように美しい海にとにかく感動した。
 水は空気のように透明で、海面下をのぞくと自分の体のはるか下何十メートルかのところに海底が見えた。その無色の空間を、熱帯魚の群れが鳥のように自由に泳ぎ交っている。何だか自分の体がゼラチン質の宙を浮遊しているような、そんな感覚だった。
 当然ながら私たちは陸上で生活しているから、陸の終わりにあたる海は生活圏外、すなわち「いきどまり」だと思っている。しかし海面をへだてたその下には、小宇宙とでも呼ぶべきどこまでも広くて深く、生命に満ちた別世界が存在している。そこは神々しいまでに美しく、しんと静まり返っている。(つづく)

Posted by mik at 09:17 AM | Comments (0) | Trackback (0) |

ピピ島の思い出 (3)

[Category: Travel]

phiphi03.jpg
 島での主要交通手段は船だったから(自動車は島内に1台もないとか)、滞在中は何度も乗った。
 船で島のそばを通過するとき、甲板の上から間近に見上げたその姿は壮観だった。
 海面からいきなり垂直に屹立する巨大な岩山。てっぺんまでの高さは目測で50メートルから、高いものだと100メートルくらいはありそうだった。むきだしの岩肌は粗く、猛々しい印象を受ける。
 海底の隆起によるものか、それとも波と風雨が少しずつ岩盤を浸食していったのか。いずれにせよ、これだけの地形が形成されるのにかかった年月の長さを思うと、気が遠くなった。(つづく)

Posted by mik at 09:15 AM | Comments (0) | Trackback (0) |

インドネシア沖で大津波

[Category: Travel]

 ピピ島の思い出をこのブログに綴っていたら、例の大津波のニュース。プーケットでは壊滅状態のエリアもあるというから、あの小さな島の被害も相当なものに違いない。いま混乱と落胆と悲嘆のさなかにいると思われる、島の人たちのことを想像すると胸が痛む。
 あの平和でのどかな、美しい島が。

Posted by mik at 02:03 AM | Comments (2) | Trackback (0) |


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キク / 茶トラ♂
2005年4月生まれ。甘えん坊主。運動神経やや鈍し。野菜好き。

ミル / 三毛トラ♀
2005年4月生まれ。面倒見のいいキクの姉。やっぱり野菜好き。

mik / 32歳女
ミル&キクの飼い主。千葉県在住、一人暮らしの会社員。













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